Violin Maker
Yoshiharu Ito
Where silence becomes sound
名古屋・名東区の工房にて、古典名器の設計を深く掘り下げ、
現代の奏者が自己の表現を追求するための一挺を仕立てる
「沈黙で音を創る」
楽器が持つ美しさとは何か
芸術は、ここにしかない一回性に存在する。
模倣による芸術は、
たとえ技術的に完璧であっても、その一回性が失われる。
誰かがすでに見た・聴いた表現を再現している限り、その場に作品は生まれない。
木の節や揺らぎ、人のもつ不完全さを受け入れながら、美醜が作品から現れるのを待つこと。
私にとって楽器製作は、音を奏でる道具を作ることではなく、
弾き手が孤独のなかで、芸術と対峙するための楽器を生み出すことです。